女性が強い!中国の結婚事情

未婚・晩婚化が進む日本ですが、中国でも昨今は未婚・晩婚が社会問題化しています。
最近は適齢期にも関わらず結婚しない男女のことを「剰男・剰女」と言い、これは「余った男性・女性」の意味となり流行語となっています。
とにかく人口の多いイメージの中国ですが、最近は少子高齢化も進んでおり、一人っ子政策が緩和されるなど社会制度も変化しています。
また、経済発展に伴い価値観も大きく変わってきています。
今回は中国の結婚事情を見てみましょう。

1. 女性優位

女性優位

ご存知の通り、中国では長く一人っ子政策が行われてきました。
その一方で伝統的な価値観に基づき男の子の出産を望む意識が強いため、国家計画出産委員会の統計によると新生児の男女比は120:100となっており、結婚に関しては圧倒的に女性の売り手市場となっています。
そのため女性が結婚相手に求める要求も当然高くなります。
中国では男性が家事や育児をすることは当たり前ですが、これも女性優位の事情を反映しているのかもしれません。

2. 中国人女性は現実的!?

結婚観

巷で中国人女性が結婚相手に求める条件としてよく言われているのが、持ち家・車・貯金です。
広州市青年文化宮婚恋研究センターが行ったインターネット調査では、結婚の三大条件として、1位 安定的な収入(83.1%)、2位 ある程度の貯金(76.7%)、3位 性格の相性(41.7%)、4位 持ち家が有ること(26.3%)となっており、やはり実際に経済的な条件が重視されているようです。
若い人が持ち家を買うのは難しく、これが晩婚化に拍車をかけているとも言われています。
また結婚時には結納金として、男性が女性に5万~10万元(約100万~200万円)を贈るのが相場とされ、男性にかかる経済的なプレッシャーはますます大きくなっています。

3. 一方で、経済的な条件を絶対視しない人たちも

裸婚時代

2011年に「裸婚時代」というテレビドラマが放送され大きな話題になりました。
家も車も貯金も無く、婚約指輪や結婚式すらない結婚のことを裸婚と呼び、新しい結婚の形について描いたドラマで、「裸婚」は流行語となりました。
大手恋愛マッチングサイトによる「2013年中国結婚恋愛観調査」によると男性の32%、女性の12%が裸婚でも良いと回答しています。
価値観が多様化している中、今後は経済的な条件を気にしない人の割合も増えていくかもしれません。

まとめ

中国は経済が急速に発展し、結婚や恋愛に対する考え方やスタイルも急激に変化しています。
結婚式も最近では欧米式のチャペルウエディングや海外での挙式も増えており、価値観やライフスタイルの多様化の実態を知ることが、今の中国を見る上で重要なポイントとなるでしょう。
それにしても中国人男性は大変ですね。

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